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埼玉県生協連「第19回コープ福祉フォーラム」報告

第19回コープ福祉フォーラム 開催報告
地域の「世話やきさん」を中心にご近所どうし助け合いを
木原孝久住民流福祉総合研究所所長講演 102名が参加

<第19回コープ福祉フォーラムの概要>

【日 時】 3月5日(水)10:30~12:30
【場 所】 浦和コミュニティセンター 第15集会室
【参加者】 102人
【講演概要】 テーマ: お互いさまの地域づくり!
~共に支え合い地域で安心してくらしていくために私達ができること~
   講 師:木原 孝久 住民流福祉総合研究所 所長

介護保険制度ができて良かったが、地域を支えている「世話やきさん」に相談がいかなくなった。
今なぜご近所助け合いか?
阪神淡路大震災で被災者を助け出したのは、75%は近隣住民。ひとり暮らしの災害時要援護者支援マップを作り避難訓練をしてみると支援人数に不安ある。そこで近所ごとに支援者を確認し、ご近所づくりを行うことが大切。防犯の面でも声をかけ合うご近所は空き巣が入りにくい。
ご近所福祉の「応援」役
地域福祉拠点は小学校区で数千世帯あり、これでは福祉のニーズが見えない。ご近所の良さはニーズの見えること。「世話やきさん」は助けられる側から見た最高の活動センスを持った人。住民の助け合いの実態を掘り起こす「支えあいマップ」を作ってみると、「世話やきさん」では解決できない案件もある。地域で頼りになる大人にも中核になってもらうことも重要。
福祉ニーズの解決法
福祉ニーズは変化している。ライフスタイルを認めあい、助けられやすい福祉を考える。同じ問題を抱えた人同士ならプライドが傷つかず相談しやすい。何しろ一人でなく「私達」で解決する事が大切。「助けて」と言えば10人中9人位は助けてくれる。助けられる人の中から助けてくれる人を探すことが大切。
講師:木原孝久氏プロフィール
住民流福祉総合研究所創設者。月刊誌「住民流福祉」の発行や研究会やセミナーを開催。自治体や民間福祉機関の地域福祉事業を支援。「これからの地域福祉のあり方に関する研究会」(厚生労働省社会・援護局)メンバー。
☆ 住民流福祉総合研究所のHPはこちら