【日　時】	３月10日(月)10：30～12：30
【場　所】	浦和コミュニティセンター第13集会室
【参加者】	41人(さいたまコープ13・ドゥコープ８･勤労者生協２･医療生協９･県連他９)

1． 主催者あいさつ（伊藤埼玉県生協連専務理事） 　京都議定書の削減目標に対し日本は逆に７％程増えていて本当に待ったなしの状況。便利さや企業の利益が損なわれるなど言っている時代ではなく、どうＣＯ２を減らし環境を優先するのか考えないと。今年も夏に家庭の電気ダイエットコンクールを予定しているのでご参加を。 2． NHK｢難問解決！ご近所の底力｣(2月24日放送)の中で紹介された、家庭の電気ダイエットコンクールの取り組みを視聴 3． 家庭の電気ダイエットコンクール2007結果報告 　372人参加のうち約６割の方が電気ダイエットに成功。1日当たりの電気使用量は平均11.7kw、ダイエット率は5.92％。1カ月間のダイエット電気総量は7,770kw、金額では155､400円の節約、ＣＯ２換算では約2,642㎏削減できました。 4． 家庭の電気ダイエットコンクール2007の上位入賞者賞品授与 「ダイエット率」上位３人、「鉄人」上位６人の方を表彰し、４人の受賞者から感想をいただきました。 5． 学習会 「待ったなし！地球温暖化」～どうなるのこれからのわたしたちのくらし～ 　　講師　気候ネットワーク常任運営委員　畑　直之氏

＜概　要＞ ｢温暖化｣は自然現象ではなく人間活動が原因。しかもとても｢短期･急激｣に進んでいます。ＩＰＣＣ(気候変動に関する政府間パネル)では、今後100年で最大6.4℃の気温上昇を予測し、これからの20～30年の努力によって、長期的な地球の気温上昇と気候変動の影響の大きさがほぼ決まると報告しています。温暖化の影響・被害は、これまで温室効果ガスをほとんど出してこなかった途上国に干ばつや洪水、海面上昇、氷河の後退等の影響が出ています。温暖化防止には時間がかかるので早期の削減が必須。京都議定書は温暖化防止のための最初の一歩となる大変重要な国際的な枠組みで、まず先に先進国が取り組まないといけない。日本の目標達成には12％以上の削減が必要。そのためには、政策措置や炭素税の導入等が重要。私たちができることは、事実を知り社会を変える行動をすることや買い替え時の商品の選択をする事が大切です。