JA全農さいたま主催
平成22年度 埼玉県産米交流会「体験稲刈り」 報告
JA全農さいたま主催の「埼玉県産米交流会:体験稲刈り」が、9月25日(土)、JA全農さいたま「彩の米センター」にて、生協組合員等「23家族80人」(さいたまコープ12家族41人(大人18人子供23人)、ドゥコープ6家族21人(大人10人子ども11人)、一般5家族18人の参加で開催されました。
開会式では主催者を代表してJA全農さいたま野口一栄県本部長から「この交流会は、平成11年度から行っています。五月の田植えから夏の中間観察会、この秋の稲刈りという流れで、農家で行っているお米作りの一端を体験していただき、お子さんたちに食育というものを学んでいただくために開催しています。今年の夏は非常に暑く、乳白米といって、暑さの為に白さが抜けきれなかった状態のお米が多くなっていますが食味では変わりません。今日はいろいろ準備していますので1日お楽しみください。」と挨拶がありました。
はじめに、危険のないよう鎌の使い方の説明をうけ、4班に分かれて稲刈りを開始しました。風が強く、雨の心配も予想されたため、1つの島を1家族2列ずつの刈り取りとなり、子どもたちは少し物足りなさも感じながらでしたが、親子で楽しく稲刈りを体験しました。昨年も参加されている子供たちは、虫かごを持ってきてカエルやバッタを嬉しそうに捕まえていました。帰りにクイズラリーも行われ、お米のミニ知識も勉強できました。
イベント広場にて、県産米のコシヒカリのおにぎりとキュウリの漬物、そして県産野菜がたくさん入った味噌汁、学校給食会から県内産の小麦と米を50%ずつ使ったパンが配られ試食を行いました。お腹がいっぱいになった後に、バケツ稲の脱穀方法や籾殻取りの説明を受け実際に体験しました。用意された空き缶や牛乳パックなどを使い脱穀、すり鉢と野球のボールを使って籾殻取りを行いました。
バケツ稲の栽培体験の発表では、参加した子どもから立派に育った稲の写真と、穂が出た日や花が咲いた日などのコメントを添えた報告が模造紙にまとめられ、「虫がたくさん来て家に置いておくのは大変でした。」など実体験に基づいた報告がありました。
閉会式では、事務局より「今後も安全でおいしいお米作りをしていきますので、是非、埼玉のお米のご利用をお願いします」との挨拶で終了しました。