2012国際協同組合年埼玉実行委員会の発足式と記念講演会が開催されました
昨年8月に結成された「2012国際協同組合年全国実行委員会」の呼びかけを受けて、昨年12月の埼玉県協同組合間提携推進協議会代表者会において、2012国際協同組合年埼玉実行委員会を発足させることを確認しました。その後、趣旨に賛同するみなさまに実行委員への就任要請を行い、5月25日の発足日を迎えました。
<第1回実行委員会>
- 【日時】
- 5月25日(水)9:30~9:50
- 【場所】
- 埼玉会館 5B会議室
- 【参加者】
- 33名(他オブザーバ1名・県消費生活課)
- 実行委員 85団体の代表と7名(個人)
- 合計84名(団体代表を複数兼任)
実行委員会呼びかけ人の江原JA埼玉県中央会会長の挨拶後、共同呼びかけ人の伊藤埼玉県生協連会長より「実行委員会規約(案)」「実行委員会の代表の提案」「今後の取組計画(案)」等を提案し、提案事項はすべて承認されました。また、江原正視氏(埼玉県農業協同組合中央会会長)と伊藤恭一氏(埼玉県生活協同組合連合会代表理事会長)が、代表として確認されました。
<2012国際協同組合年埼玉実行委員会発足式と記念講演会>
- 【日時】
- 5月25日(水)10:00~11:45
- 【場所】
- 埼玉会館 小ホール
- 【参加者】
- 約330人(生協関係者119人)
◆発足式
江原代表挨拶:未曾有の困難に直面している今こそ、協同組合は連帯し、協同の力を発揮していきたい。
伊藤代表報告:実行委員会発足の経過と第1回実行委員会の内容、協同組合の価値や協同組合が現代社会で果たしていく役割等を広く県民に認知されるよう取り組むとともに、協同組合の成長を促進する必要性を報告されました。
来賓挨拶:上田清司埼玉県知事よりご挨拶いただきました。
◆記念講演会
講師:内橋克人氏(経済評論家、2012国際協同組合年全国実行委員会代表)
☆テーマ「協同組合がよりよい社会を築くために」☆
経済のグローバル化が進む現代において、協同組合に求められる役割などを講演されました。競争社会から助け合いの「協同の精神」、これまでの市場原理主義の追求から共生社会の実現への方向転換を訴え、協同組合年はその試金石になると強調されました。また、協同組合は利害が相反する部分もあるが、協力し合うことの大切さ、環太平洋経済連携協定(TPP)の問題点も指摘されました。