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第27回埼玉県原爆死没者慰霊式 報告

【日   時】
7月29日(日)10:10~12:00
【会   場】
さいたま市南区別所沼公園内「埼玉県原爆死没者慰霊の碑」前
【参加者】
約360人
【主   催】
埼玉県原爆被害者協議会(しらさぎ会)
【協   力】
埼玉県地域婦人会連合会、埼玉県生活協同組合連合会、原水爆禁止埼玉県協議会、埼玉県平和運動センター
【後   援】
埼玉県、さいたま市

 今回の慰霊式には、韓国から「平和の木合唱団」の皆様が参加し、埼玉合唱団とともに、最初に北東アジアの平和を願っての慰霊の合唱がありました。

 慰霊碑の横に据えられた「平和の灯」の台に、広島・長崎から移されさいたま市の常泉寺に灯し続けられている「平和の火」が点火されました。続いて、原爆死没者のご冥福と今なお原爆症に苦しんでいる方々のご多幸を祈って全員で黙祷を捧げました。

 主催者のしらさぎ会田中熙巳会長より「まもなく、67年目の夏がやってきます。8月を迎えると、否応なしにあの地獄のような惨状を思い起します。昨年、東日本を襲った大震災は多くの住民の命を奪っただけでなく、東京電力福島第一原子力発電所の事故は大量の放射能を放出し、新たなヒバクシャを生み出しました。核兵器と原子力発電は人類と共存しえない。地球上にはまだ2万発以上の核兵器が存在しています。原爆犠牲者への国の償いが果たされ、核兵器が地球上から一発残らず無くなったとき死者の御魂は本当に安らぐことができる。私たちは、慰霊式を支えてくださる団体、個人としっかりと手を携えて、核兵器のない世界、核の脅威のないない世界実現に向けて、力を尽くします。」と慰霊の言葉がありました。

 次に、ご来賓の皆様を代表して、埼玉県知事上田清司様代理埼玉県保健医療部疾病対策課長、参議院議員西田実仁様、衆議院議員松崎哲久様、衆議院議員塩川鉄也様、埼玉県議会議員浅野目義英様、埼玉県議会議員佐藤征二郎様から挨拶がありました。衆議院議員武正公一代理吉田様、衆議院議員本多平直代理岩崎様、衆議院議員石田勝之代理様、参議院議員大野元裕代理松村様、県議会議員木村勇夫様、県議会議員高木真理様、県議会議員江野幸一様、県議会議員柳下礼子様、さいたま市議会議員浜口健司様、さいたま市議会議員冨田かおり様、さいたま市議会議員守谷千津子様にご臨席いただきました。

 田中会長他が献花と献水を行い、続いて参加者が花と折鶴を献花台に供えました。若い世代からの平和の願いのアピール、被爆体験聞き書き行動実行委員会による埼玉在住の被爆者の体験をまとめた朗読、そして参加者全員で「原爆を許すまじ」を斉唱し、閉会しました。