JA全農さいたま主催
平成24年度埼玉県産米交流会「体験稲刈り」報告
JA全農さいたま主催の「埼玉県産米交流会:体験稲刈り」が、9月22日(土)、JA全農さいたま「彩の米センター」にて、生協組合員「30家族117人」(さいたまコープ20家族79人:大人40人子供39人、パルシステム埼玉10家族38人:大人19人子ども19人)の参加で、強風と豪雨の中、開催されました。
開会式では主催者を代表してJA全農さいたま木口県本部長から「雨の中での開催となったこの体験稲刈り交流会は、平成11年度から行なっています。農家で行っているお米作りの一端を体験していただき、お子さんたちに食育というものを学んでいただくために開催しています。今日は雨ですが、いろいろ準備していますので1日お楽しみください。」と挨拶がありました。続いて、埼玉県農林部生産振興課からの挨拶、来賓の紹介が行われました。引き続き、事務局より本日のスケジュールと注意事項についてご案内がありました。
第1部:体験稲刈りとクイズラリー
体験圃場での稲刈りでしたが、あいにくの雨のため、体験圃場の周りを1株程度刈り取りました。はじめに、危険のないよう鎌の使い方の説明をうけ、稲刈りを開始しましたが、子どもたちは少し物足りなさも感じながらでした。体験稲刈りに参加しない親子達は、彩の米センターにて「お米の出来るまで」のビデオを観賞しました。また、クイズラリーも会場を変えて行なわれ、お米のミニ知識も勉強できました。
第2部:試食と籾殻取り等
雨の上がったイベント広場にて、県産米のコシヒカリのおにぎりとキュウリの漬物、そして県産野菜がたくさん入ったトン汁、学校給食会から県内産の小麦と米を50%ずつ使ったパンが配られ試食を行ないました。お腹がいっぱいになった後に、バケツ稲の脱穀方法や籾殻取りの説明があり実際に体験しました。用意された空き缶や牛乳パックなどを使い脱穀、すり鉢と野球のボールを使って籾殻取りを行ない、子どもたちは所狭しと順番待ちをしながら楽しみました。バケツ稲の栽培体験の発表もありました。
閉会式では、事務局より「今後も安全でおいしいお米作りをしていきますので、是非、埼玉のお米のご利用をお願いします」との挨拶で終了しました。最後に、大人用・子供用のアンケートを記入し、終了しました。
参加者からは、「自分たちが田植え→中間観察会→稲刈りしたお米なので、大切に食べます」「自宅にあるバケツ稲を子供と一緒にする脱穀が楽しみ」と話されていました。