埼玉県生協連 第42回通常総会を開催しました
埼玉県生協連は6月20日、さいたま市浦和区の埼玉会館で第42回通常総会を開催しました。
総会には、総会代議員41名が出席し、2012年度事業報告、決算、2013年度事業計画、予算など6件の議案が賛成多数で可決されました。今総会では、任期満了に伴う役員選任をおこない、新役員を選任しました。
はじめに、司会の滝澤常務理事が開会の挨拶を行い、総会が代議員数の過半数を超えて成立していることを報告しました。続いて、議長に川本代議員(コープみらい)と廣田代議員(医療生協さいたま)を選出し、総会役員を選出しました。
開会にあたり、挨拶に立った埼玉県生協連伊藤恭一会長理事は情勢について、庶民増税、生活保護法改正など社会保障制度の改悪がすすんでおり、2011年に全国で餓死で亡くなった方や健康保険が無く受診出来ず亡くなられた方の数が大変な数になっていること、TPP参加になればいのちの格差が更に進行していくこと、また、進展しない地球温暖化対策や放射能汚染にも触れ、昨年の国際協同組合年を経て、協同組合が今後、どう社会的役割を果たしていくのか、持続可能な共生社会の実現に向けた協同組合の役割発揮を訴えました。
来賓として埼玉県県民生活部消費生活課 課長竹中健司様、JA埼玉県中央会 常務理事 矢作俊信様、埼玉県地域婦人会連合会 副会長 植田富美子様よりご挨拶をいただきました。
岩岡副会長理事より、組合員と生協をめぐる状況、2012年度まとめ、2013年度計画、予算など、第1号議案から第6号議案まで一括提案され、松浦監事より監査報告が行われました。
議案提案後の議案討議では、4名の代議員から発言がありました。コープみらいの吉田代議員から「2013福島子ども保養プロジェクトin埼玉の取り組みに参加します」、パルシステム埼玉の若林代議員から「東日本大震災被災者支援とまちづくりの取り組みについて」、医療生協さいたまの高橋代議員から「仲間増やしに取り組んで」、跡見学園女子大学生協の小山代議員から「跡見女子大生が利用したくなるお店づくりについて」発言されました。
代議員の発言を受け、岩岡副会長理事より議案討議のまとめを行い、第1号から第7号議案の採決に移り、いずれの議案も、賛成多数で承認されました。
■議案採決結果と選任された役員はこちらをご覧ください【PDF:168KB】
挨拶する 埼玉県生協連 伊藤会長 |
埼玉県県民生活部 竹中様 |
JA埼玉県中央会 矢作様 |
埼玉県地域婦人会連合会 植田様 |
岩岡副会長の議案提案 | 議案討議の模様 |
議案採決 | 退任役員の紹介 | 新任役員の紹介 |