首都圏9都県市合同防災訓練に位置づけられた埼玉県と草加市による総合防災訓練が8月31日、草加市の綾瀬川左岸広場を中央会場におこなわれました。消防、警察、自衛隊、医療機関など156団体と市民約4500人が参加した今回の防災訓練に、5生協の役職員、組合員と県生協連あわせて21人が参加しました。

災害時の連携、協力体制を確認しました

　訓練は、東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、草加市で最大震度6強の揺れを観測し、県南中部・南東部を中心に甚大な被害を生じているとの想定でおこなわれました。

　近い将来に発生が予測される首都直下地震に備えて、広域および近隣防災機関はもとより、医療機関、事業者、住民が協力し、災害が起きた時の連携や協力体制を確認しました。

生協も応急生活物資の配布のほか、3生協が緊急支援物資輸送に参加しました

　埼玉県生協連は、埼玉県生協連、コープみらいが締結している埼玉県との「災害時における県民生活の安定を図るための基本協定」（1996年締結）にもとづいて参加し、今年で16回目となりました。防災フェア会場で生協の災害活動を広報したほか、コープみらいによる応急生活物資配布訓練、医療生協さいたまによる血圧測定をおこないました。訓練会場では、コープみらい、パルシステム埼玉、生活クラブの車両が、埼玉県からの要請に基づき支援物資を届ける緊急物資輸送訓練に参加しました。また、事前に、MCA無線等を使用し、緊急支援物資の調達訓練を行って今回の輸送訓練に参加しました。