2016年度埼玉県予算編成に向けて要望しました
7月17日(金)10時30分より、埼玉県生協連会議室にて埼玉県と埼玉県生協連との第1回定期協を開催し、2016年度埼玉県予算編成と行政執行に関する要望書をお渡ししました。埼玉県民生活部消費生活課より3人、埼玉県生協連より4人が出席しました。
1.あいさつ
山本消費生活課長~県の消費者行政にご協力いただき感謝申し上げます。県の予算編成は既存事業の見直しと10年後の埼玉県を見据えた施策の推進や少子化高齢化社会への対応を検討しており、本日の協議で勉強させていただき、皆さまとの連携をすすめていきたい。
岩岡会長理事~「平和とよりよい生活のために」を生協のスローガンに、会員生協の交流の場づくり、社会的な発信、幅広いネットワークの構築に積極的に関わりたい。また平和・市民5団体の連携や消費者市民社会をめざし、県行政と一緒にすすめていきたい。
2.埼玉県生協連の「2016年度埼玉県予算編成と行政執行に関する要望」について
岩岡会長理事より以下の主な内容で説明されました。
生協役職員等研修事業委託費・埼玉県生協連事業活動促進費補助金などの総額維持、地域での助け合い活動に取り組む生協との連携の仕組みづくりなど。
新たな食品表示法や機能性表示食品の運用・監視、食品の安全性確保、検査・監視体制に関わる予算の増額、消費者教育やリスクコミュニケーションの充実、県内の食料自給率の向上など。
消費者行政充実のため、消費者教育推進法の施策の具体化、消費生活条例への「勧誘段階での不正取引行為の規制強化」、消費者団体の育成・支援、地域見守りネットワークの構築と支援など。
介護保険制度改定に伴う市町村への支援や施策、地域包括ケアの取り組みなど。
医師・看護師不足への対応、国民健康保険料の国庫補助の増額と都道府県化に向けた検討への県民参加、保険料や医療費の減免制度の充実と制度紹介の周知など他。
3.県からの報告
昨年度の検査結果の特徴と今年も5生協を検査予定です。
4.会員生協からの報告
<パルシステム埼玉>
生活困窮者への支援としてフードバンクに参加。来年3月浦和に組合員ルーム開設
<滝澤常務理事>
会員生協で、生協の高齢者や子育ての学習等が行われています。県の職員の皆さまとの話を持てる場を大切にしたい。
5.懇談
消費者行政活性化基金、お年寄り向けの消費者被害に関する映像の提供、消費者被害防止サポーターの充実等