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戦後70年戦争の真実と向き合い平和への道をさぐる

2015「平和のための埼玉の戦争展」が開催されました

 1984年以来「平和にいきる知恵と力」を育む場として、今年で第32回目を迎えた「2015平和のための埼玉の戦争展」が、8月1日(土)~8月3日(月)3日間、浦和コルソ7階ホールで開催され、約6,500人が参観しました。

 初日(土)、10時30分の開幕前から大勢の方がオープンを待ちわびていました。会場内には、若者や子ども連れの方々が目立ち、「1000歳からの平和メッセージ」のコーナーでは一人ひとりのメッセージに食い入るように見入っていました。正午を期してオープニング・セレモニーが始まり、この日のために特別編成された「青い空は合唱団」が歌声を披露、続いて田中熙巳実行委員長が「戦争展の役割は大切になっています。国会周辺で若い人が集まっています。心強い。」とあいさつしました。イベントルームでは、「みんなで語ろう憲法カフェ」「被爆者は語る」等の催しがありました。

 2日(日)は、朝から大勢の参観者が訪れました。「1000歳からの平和メッセージ」のコーナーでは、戦争体験者が登場し「戦争はどんな理由があってもしてはいけない」と話しました。また、昼下がりの炎天下、若者たちによる「ゆかた宣伝デー」として6人が参加して浦和駅頭で戦争展参観の呼びかけを行いました。イベントルームでは、「原発被災から4年余 福島はいま・・・」「朗読劇 被爆者たちの声」等が企画されました。

 最終日の3日(月)は、イベントルームでは、午前のアニメ映画「ガラスのうさぎ」の上映にあわせ学童保育クラブの小学生等も多数来場、午後は「いま憲法を生かすとき」のピーストークがあり満席になりました。また、高校生の参加も多くパネルに見入りメモを取ったり、解説委員の方から熱心に話を聞いていました。フィナーレは14時30分から埼玉合唱団の歌声で迎えました。

 埼玉県生協連は常任団体として参加し、会員生協とともに期間中の受付係と展示物の搬入搬出係等に協力をしています。

埼玉の戦争展は、1981年に、埼玉県原爆被害者協議会、埼玉県婦人会連合会、埼玉県生協連、埼玉県連合青年団が共同で開催した「母と子の原爆写真展」をその母体として、県内の労働組合や多くの団体が参加して実行委員会を作り、「平和をもとめる県民運動」として開催されてきました。