2016「平和のための埼玉の戦争展」が開催されました
~ちゃんと知りたい戦争のこと 日本国憲法公布70年「戦争はしない」の誓い新たに~
1984年以来「平和にいきる知恵と力」を育む場として、今年で第33回目を迎えた「2016平和のための埼玉の戦争展」が、7月30日(土)~8月1日(月)3日間、浦和コルソ7階ホールで開催され、8,000人を超える参観者がありました。
初日(土)、10時30分の開幕前から大勢の方がオープンを待ちわびていました。会場内には、若者や子ども連れの方々が目立ち、「1000歳からの平和メッセージ」のコーナーでは一人ひとりのメッセージに食い入るように見入っていました。正午を期してオープニング・セレモニーが始まり、「青い空は合唱団」が歌声を披露、続いて田中熙巳実行委員長が「絶対に戦争をさせない努力が必要です。戦争を知らない若い人たちに、戦争とはどういうものか知ってもらえる戦争展にしましょう」とあいさつしました。
イベントルームでは、「被爆者は語る」「学童疎開・戦争孤児」等の催しがありました。
2日目(日)は、朝から大勢の参観者が訪れました。「1000歳からの平和メッセージ」のコーナーでは、同世代が作ったパネルに見入っていました。また、若者たちが浴衣姿で来場者を出迎えました。イベントルームでは、「福島第一原発事故から5年風化させないために、いま」「戦争と動物」等が企画されました。
最終日の3日目(月)、イベントルームでは、午前のアニメ映画「マヤの一生」の上映にあわせ学童保育クラブの小学生等も多数来場、午後は「いま憲法を生かすとき」のピーストークがありました。また、高校生はパネルに見入りメモを取ったり、解説委員の方から熱心に話を聞いていました。フィナーレは15時から「青い空は合唱団」の歌声で迎えました。
埼玉県生協連は常任団体として参加し、会員生協とともに期間中の受付係と展示物の搬入搬出係等に協力をしています。