地場産こんにゃく芋でこんにゃくづくりを体験
3月1日(水)10時30分より、JAあさかの志木支店2階集会室にて、協同組合の垣根を越えた交流を通して地域でのつながりを強め、豊かな地域社会づくりのきっかけづくりの場とすることを目的に、JA埼玉県女性組織協議会と埼玉県生協連組合員との第22回早春交流会を開催し、JA埼玉県女性組織協議会28人、埼玉県生協連17人が出席しました。
1.開会
JA女性組織協議会の見川さん、県生協連の滝澤さんからあいさつをいただきました。見川さんは「この間、JA女性組織協議会でも食に関する学習会を行ってきました。食について一緒になって考える良い機会にしたいと思います」とお話されました。
2.こんにゃくづくり体験
今回はJAあさか野が行っている食育の取り組み「親子料理教室」のプログラムの一部を短縮した「こんにゃく芋からこんにゃくをつくる体験」を行いました。5つのグループにわかれ、茹でたこんにゃく芋をミキサーで粉砕、水と合わせて丹念にかき混ぜたところへ、お湯で溶いた炭酸ナトリウムを流し込み固めました。その後、思い思いの形に成型したこんにゃくを茹で上げました。講師を務めた渡邉さんは「こんにゃくは身近な食材ですが、実際にこんにゃく芋を見る機会はほとんどありません。今は製品化されて輸入されるこんにゃくも多く、近くの畑で採れた芋を使ってこんにゃくをつくる体験をとおして、農業や食について考えるきっかけになればと思っています」とお話されました。
3.活動報告と交流
昼食後、JA女性組織協議会・各生協が行っている活動について資料をもとに報告しました。その後、こんにゃくづくりを行った5つのグループで交流をすすめました。自己紹介では「好きな農作物と、それを使った料理を教えてください」のお題で盛り上がり、食と農に関する話題、日ごろ行っている地域での場づくりなどで、工夫していることや悩んでいること、同じ地域で連携してできることなどについて交流しました。交流後には各テーブルから報告し、わかちあいました。