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「フードバンクとボランティア募集」学習会報告

2018年3月27日 埼玉県生協連

 3月27日(火)、埼玉勤労者福祉センター(ときわ会館)中ホールにて、NPO法人フードバンク埼玉事務局長の永田信雄さんを講師に、「フードバンクとボランティア募集」学習会を開催し、25人が参加しました。今回の学習会は、フードバンク・フードドライブの周知にともなう食品提供の増加に対応し、取り組みを「支える体制」を確保するために、フードバンクの取り組みとボランティアの役割について学び、ボランティアへの協力者になっていただくことを目的に開催しました。

 はじめに、埼玉県生協連会長理事の岩岡さんより、この学習会の目的について触れ、次にフードバンク埼玉事務局長の永田さんより、フードバンクについて現状の説明とその活動の広がりの中で食品の受け取りや仕分け、在庫管理や発送など、寄せられた食品などを有効に活用するためには、ボランティアの力が必要なことなど、スライドを使って説明しました。

 その後、会場に持ち込んだ食品や防災用品を、食品は賞味期限と種類を確認しながら仕分け、防災用品は品目ごとに仕分けするなど、二つのグループに分かれて作業体験をしました。

 次に、学習会に参加した動機やフードバンクに対する思い、作業体験の感想などを各々報告しました。参加者には、現在地域福祉コーディネーターや市の栄養教諭、民生委員をされている方、子ども食堂やフードバンクに関わっている方などいらして、みなさん身近で自分にできることがあれば何かしたいという思いのある方ばかりでした。子どもの貧困について学び、今後は子ども食堂の立ち上げを検討していて、立ち上げ後はぜひフードバンク埼玉とつながって食品の提供を受けたいと語る方もありました。すぐ近くに住んでいるので、何かできることがあればと小学生のお子さんと学びたいと参加された方もありました。

 最後に、施設内にあるフードバンク埼玉の倉庫で、食品などが仕分けされている様子を見学して、学習会は終了しました。16人の方にボランティア登録していただきました。

 今後は、ボランティア登録された方への連絡や実際のボランティア作業の組み立てなど検討してすすめていきます。