2019年度第2回災害対策委員会開催報告
この間の台風による被災状況と対応報告を共有しました
10月31日(木)10時より、埼玉県生協連会議室にて、第2回災害対策委員会を開催しました。
- 出席者:
- 笹沼文晴(コープデリ連合会)、岡直政(コープみらい)、石井比利(パルシステム埼玉)、原雅典(生活クラブ生協)、桜井博孝(コープデリ連合会)
埼玉県生協連:吉川尚彦・加藤一彦・清水勤
1.台風19号による被災状況と対応報告(各生協からの報告を一部抜粋)
(1)各生協の対応報告書をもとに、会員生協同士で「初動」「困りごと」等について出し合い、アドバイスや事例の共有を行いました。
①コープみらい
自治体からの物資提供(味噌汁・菓子パン・野菜ジュース等)の依頼が、坂戸市からあった。協定を締結している自治体に、生協側から連絡すべきか悩んだ。
②パルシステム埼玉
パルシステム産直産地の被災地支援(長野県)に、パルシステム連合会及び会員生協から1日あたり24名の人的支援を行った。
③生活クラブ生協
台風15号と19号被災支援カンパに取り組んでいる。
④医療生協さいたま
診療所の事務長が、民医連と連携した活動をニュースにしている。
⑤埼玉県労働者共済生協
埼玉推進本部では、被災者対応を最優先事項として、職員を毎週水曜日から1週間交代で、通常業務から離れて現地調査を実施している。
⑥コープデリ連合会
台風19号が来る前に事務局体制を各会員生協が立ち上げた。11日は全店舗臨時休業した。13日8時にグループ全体で安否確認をした。支援物資約45,000点を被災地に届けている。
(2)災害対策書について
埼玉県と埼玉県生協連との基本協定書について、①何が届けられるのか、②県から要請がない中で市から要請があったわけだが、各生協と市との協定をどう考えたらいいか、③協定があるのに無償で物資を提供した事例が発生していることをどう考えたらいいかについて、検討が必要になっている。また、県連の災害対策書の今後見直しを進めることについて口頭で説明。
(3)2019年度九都県市合同防災訓練の振り返り
会場がいくつにもわかれていたので、来客人数が少なかった。
2.確認事項
- (1) MCA無線訓練・・・「組織名・名前」をはっきり相手側に伝えることを確認。
- (2) 今年度の委員会は2回を予定していたが、埼玉県から台風19号等の対応報告が可能なら、日程調整して開催する。
- (3) 次年度の災害対策委員会については、埼玉県や社協等との懇談の場を設けるなど、開催回数や内容についての要望を各会員生協から県連に寄せていただく。