埼玉県委託事業 2019年度 役職員研修会報告
生協福祉事業の中長期戦略中間報告について学習しました
11月21日、13時30分より、浦和コミュニティセンター第13集会室にて、役職員研修会を開催し、7生協29人が参加しました。
役職員研修会は、生協の事業、組織運営等、重要な政策テーマについて学び、深めることを目的に開催しており、今年は「生協が『生涯を通じたお役立ち』をはたすために」と題して、生協福祉事業中長期戦略検討委員会の中間報告について、日本生協連福祉事業推進本部部長の山際淳さんにお話しいただきました。
概要
はじめに、常務理事の大山克己さんより、今回の役職員研修会の目的をお話ししました。次に、生協が『生涯を通じたお役立ち』をはたすために」について、講師の山際さんにお話しいただきました。
質疑応答を行い、講演についての理解を深めました。
参加者の感想
- 介護保険事業がスタートするとき、購買と医療の協同について議論になりましたが、いよいよ時代は協同組合のあり方を求めているということでしょうか。超高齢社会への対応に力を出し合えないと事業としても成り立たないと思います。福井県の子どもサポーター、いいですね。
- 多世代多文化の交流の場を地域にどう作っていくのか。福井の例のような。
- 購買事業の利用層の変化についてはおさらいできた。生協のブランド化と介護サービスのブランド化をともに進めていくこと、黒字へのこだわり、経営管理の精度を上げることが生協に不足している。
- 小規模多機能の事業の損益分岐点は参考になりました。
- 人口減少の中で一つの場所にいろんな機能があるのがいいと聞いて、自分が何となく1カ所にいろいろあったらいいなあと思っているのが外れていないことだったんだと思えました。生協全体として、何がどのようにすすめられるのかは見えませんが、自分の置かれた場所で(草加)医療生協の組合員さんとはじめたサロンを継続して楽しく続けていきたいと思います。(生活クラブ生協)
- 改めて多分野の「生協」の「意義」と「連携」について考える機会となりました。
今後に向けて
今回の役職員研修会を受けて、「生協が『生涯を通じたお役立ち』をはたすために」それぞれの立場で何ができるか、また県内生協が連携して何ができるかを考える場を持ち、このテーマを深めていくことを検討します。