2020年度第1回組合員学習会報告
プラスチック問題についてオンラインで学習しました
8月28日(金)10時30分より、第1回組合員学習会をZoomを活用して開催し、4生協130人が参加しました。
- テーマ:
- SDGsの国内展開とプラスチック問題
- 講 師:
- 国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター
循環型社会システム研究室室長 田崎 智宏さん
講師の田崎智宏さんより、前半は「SDGsとプラスチック問題の全体像を理解する」をテーマに講演いただきました。チャットなどを使いながら、質疑応答を設け、「海岸での清掃の実態について」「人間の体内にプラスチックは残留しているのか」「劣化しないプラスチックはあるのか」などの質問が出され、田崎さんから丁寧にお答えいただきました。後半は「プラスチック問題に取り組む」として、「プラスチック問題のときほぐし」をキーワードに、私たちが今何をすべきかお話しいただきました。「Loop*について」「プラスチックの添加物について」「環境と感染防止の両立について」などの質問があり、説明いただきました。
※従来使い捨てにされていた日用品や食品の容器やパッケージを耐久性の高いものに変えて、繰り返し利用可能にした新たな商品提供システム
参加者の声から
- プラスチック問題を解決するのはReduce(リデュース)*のみであることがわかりました
- 『多少のリサイクルや回収の取り組みで「やったつもり」にしてはいけない』という言葉にハッとしました
- 生協間でも連携して情報提供や学習の場をつくっていきたいと思いました
※発生抑制を意味し、ごみとなる物を減らすことを目的としています