4都県生協連共催憲法学習会報告
「守りたい!私たちのくらしと平和~今こそ考えよう 世界のこと 日本のこと~」をテーマに学習しました
9月17日(土)14時から、1都3県(千葉、東京、神奈川、埼玉)の生協連共催の憲法学習会を開催し、Zoom参加33人、YouTube視聴(アーカイブ視聴含む)129人 計162人が参加しました。
世界ではくらしと平和をめぐって多くの問題が起こっており、日本においても物価上昇、貧困格差、そして災害の多発により社会や生活の不安が広がっています。そのような中、あらためて国や国民のあり方を示す「日本国憲法」を読み解き、どうしたら「私たちのくらし」「私たちの平和」が守られるのかを考える学習会として、法学者で大阪芸術大学客員准教授の谷口真由美さんを講師に開催しました。
谷口さんから「憲法は何条までありますか」「推し条文ってどれですか」「憲法を守らなければいけないのは誰ですか」の3つの問いからはじまり、私たちは憲法を守らなければいけないのではなく、守らせる方であり、憲法を「私は・・・」と一人称で読んでみることで、まず理解し、声を上げ続けることが大切であると話されました。
講演後は質疑応答、ブレイクアウトルームを活用したグループ交流をおこないました。参加者からは「憲法について学んでいるはずなのにわからない、覚えていないことだらけで、これでいいのかと考えさせられました」「気になることがあったら声を上げ続けることが大切だとわかりました」などの感想が寄せられました。
講師:谷口真由美さん