2023年2月17日(火)10時30分より、県内消費者団体地区別研修会④をふれあいキューブ多目的ホールCおよびZoomによるオンラインで開催し、会場17人、オンライン30人計47人が参加しました。
参加:13団体47人(埼玉県地域婦人会連合会、新日本婦人の会埼玉県本部、埼玉県生活協同組合連合会、埼玉母親大会連絡会、さいたま市消費者団体連絡会、春日部市くらしの会、めぬまくらしの会、幸手市くらしの会、和光市消費者団体連絡会、コープみらい、生活クラブ生協、埼玉消費者被害をなくす会、一般、埼玉県消費者団体連絡会)
テーマ1:「ヤングケアラー当事者の人生から考える支援のあり方」
講師:(一社)ヤングケアラー協会 宮崎成悟さん
テーマ2:「ケアラー支援はなぜ必要か」
講師:介護者支援の会草加 酒井斉さん
はじめに、元ヤングケアラーである宮崎成悟さんから、ヤングケアラーの概要、宮崎さんご自身が約17年間、お母さまの介護を担ってこられた経験、ケアラーへの支援方法について、さらに宮崎さんが立ち上げられた、ヤングケアラー協会と活動内容、埼玉県でのケアラー支援などについて、お話しいただきました。
次に、草加の介護者支援の会で活動されている酒井斉さんから、介護者支援の会を立ち上げた経緯や地域でのサロン運営などについて、また高齢化が急速に進む中、誰もがケアラーになる可能性があり、ケアラーへの理解と支援を呼びかけられました。
参加者からは、「周囲にケアラーはいないと思うが、気づいていないだけかも知れない…そう感じました」「現状をみまわしても、高齢者の家庭が確実に増えてきています。お互いに普段からの会話等を大切にし、今までの繋がりを継続し何かの時には助け合いができればと思います。それも支援の一つになればと」などの声が寄せられました。