埼玉県生活協同組合連合会

埼玉県原爆被害者協議会(しらさぎ会)が「日本被団協ノーベル平和賞受賞祝賀会」「新春のつどい」を開催しました

2月15日、埼玉県原爆被害者協議会(しらさぎ会)が主催する「日本被団協ノーベル平和賞受賞祝賀会」と「新春のつどい」が、さいたま市大宮区のレイボックホール集会室で開催され、しらさぎ会の皆さんをはじめ、とともに歩んできた市民団体等のメンバー、約60人が参加しました。

祝賀会の冒頭では、日本被団協代表委員でしらさぎ会名誉会長の田中熙巳さんが授賞式の報告と日本被団協が受賞した背景について報告を行いました。田中さんは被爆80年の前の年に受賞したことについて「核を巡る世界の情勢が厳しさを増しています。重大なことが起こってからでは遅いです。被爆者が活動をすることで危機への理解を広げてほしいということだと思っています」「受賞の後、今までとは違った動きが世界各国で起こっています。核廃絶に向け、世界と一緒に日本が先頭に立って運動をしていかなければなりません。みなさんと一緒に取り組んでいきたい」と話されました。

田中熙巳さんのお話に続き、しらさぎ会副会長の高橋溥さんの「主催者あいさつ」「黙とう」が行われました。その後、ともに歩んできた埼玉平和・市民5団体懇談会※より、感謝状と記念品が贈られ、参加した全団体から、一言ずつ被爆者の皆さんへの感謝と祝辞が述べられました。

昼食交流をはさんで、午後からは、木内恭子さんの被爆の証言、濱中紀子さんによるノーベル平和賞授賞式や現地オスロの様子の報告が行われ、終了しました。

5団体懇談会から贈られた感謝状

 

 

※埼玉平和・市民5団体懇談会:埼玉県原爆被害者協議会(しらさぎ会)、埼玉県地域婦人会連合会、埼玉県平和運動センター、原水爆禁止埼玉県協議会、埼玉県生活協同組合連合会の5団体が懇談会を開催し、しらさぎ会をサポートして埼玉県原爆死没者慰霊式などを進めています。

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