2024年2月1日(木)10時30分より、県内消費者団体地区別研修会④を、東上パールビルヂング会議室(川越市)およびオンラインで開催し、会場35人・オンライン30人計65人が参加しました。
参加:15団体65人(埼玉県地域婦人会連合会、新日本婦人の会、埼玉県生活協同組合連合会、埼玉母親大会連絡会、埼玉消費者被害をなくす会、コープみらい、パルシステム埼玉、生活クラブ生協、医療生協さいたま、さいたま市消費者団体連絡会、埼玉県西部地区消費者団体活動推進世話人会、めぬまくらしの会、上尾市消費者被害防止サポーターの会、幸手市くらしの会、埼玉県消費者団体連絡会、一般)
講師:医療生協さいたま生活協同組合大井協同診療所 保健師 河上 亮子 さん
講師の河上さんから、フレイルとその予防の3つのポイントは「身体活動」「社会参加」「栄養」であり、高齢者の低栄養が隠れた健康問題になっていること、70代からは「メタボリック予防」の食事から、「フレイル・低栄養予防」へギアチェンジが求められること、また、オーラルフレイル予防の重要性についても触れられました。毎日10の食品群を摂ること、その合言葉は「さあにぎやかにいただく」であり、10の食品群について1日の摂取量の目安など示され、各自昨日の食事チェックをしてみて、感じたことなど共有しました。
参加者からは、「両親が後期高齢者なので当てはまることばかりでした。いままではメタボ予防、これからはフレイル予防がとても刺さりました」「肥満よりやせの方が死亡リスクが高い・・・高血圧や成人病などから肥満はリスクが高いという思い込みがありましたが、年齢が高くなるとやせのリスクが高くなると知ることができてよかったです」「頑固で、好きなものしか食べない、運動しない夫に資料を見せながら伝えたいです」などの声が寄せられました。