12月16日(月)、さいたま共済会館602会議室にて、県内消費者団体地区別研修会②を45人(会場21人、オンライン24人)の参加で、「源氏物語の時代を生きた女性たち」をテーマに開催しました。
埼玉学園大学名誉教授の服藤早苗さんから、紫式部が生きた時代の家族関係やしきたりなど、源氏物語の背景や紫式部の生涯について、日記文学の創設などにも触れながらお話しいただきました。
質疑応答では、紫式部が源氏物語を書くようになったきっかけについてや、当時の人たちは漢字や和歌をどうやって覚えたのかなどの質問が出され、服藤さんからは、古今和歌集を写して暗記することで覚え、そのことによって歌を詠むことができるようになっていったとの説明がありました。
参加者からは、大河ドラマはドラマとして見ていましたが、改めて事実を知ることの大切さを知りました、平安時代の風習やしきたりなどがおもしろく、もっと詳しく知りたいと思いましたなどの感想が寄せられました。