【日時】 |
10月22日(月)10:40~15:00 |
【場所】 |
横浜検疫所検査センター 長浜ホール会議室 |
【出席人数】 |
20人(さいたまコープ、勤労者生協、医療生協さいたま、住宅生協、埼玉県生協連) |
■施設見学「横浜検疫所検査センター」
1. |
横浜検疫所の業務をわかりやすく紹介したビデオを見た後、説明を聞きました。
- モニタリング検査は輸入量の約4%、全体で約10%の検査をしています。
- 今年から放射線照射食品の検査機器を導入しスパイスの検査をしています。
- 1日の検体数は120~130あり、33人の職員で対応。カビ毒は1日、農薬は2.5~3日で検査結果が出ます。
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2. |
質疑応答<主な内容>(○は主な意見・質問、→は答え) |
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○ |
輸入量からすると検査されている割合が少ないように思いますが? |
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→ |
1回の輸入重量は減少し反復輸入が増加しています。同じものが繰り返し輸入されているので初回の検査で合格した同じものはモニタリング検査で対応しています。 |
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○ |
輸入された食品が野積みされているようですが? |
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→ |
基本的には倉庫内で保管するよう、また風雨にさらされないようシートをかけたり屋根のあるところに保管するよう指導しています。野積みされている物は中国・韓国からの塩蔵物です。 |
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○ |
輸入食品で違反が多い国は? |
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→ |
中国です。輸入量が多い国は違反も多くなります。 |
3. |
検査室、記念館などの見学をしました。 |
■生協の食品安全政策の学習会
「輸入野菜の残留農薬について」
講師:下条 雄司氏(日本生活協同組合連合会 組織推進本部)
残留基準の決め方や、輸入野菜の残留農薬の違反率など詳しく説明を受けました。また、コンプライアンスはとても大切ですが基準値を超えたものがすぐに身体に影響が出るわけではないので冷静に対応してもらいたいと話されました。
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