【日時】 2月4日(月)10:30~12:30
【場所】 浦和コミュニティセンター第15集会室
【参加者】 87人(うち、ネットワーク協議会委員27人)

<新井会長あいさつ>「環境のために何か活動したい」と考えている団体の方も多いことと思います。
   ネットワーク協議会メンバーの取り組みや先生のお話を通して活動の参考にしていただきたいと
   思います。

■生協ネットワーク協議会の取り組み報告
1. フードマイレージ(食糧の総重量と距離を掛け合わせたもの。単位はt・㎞)
フードマイレージとは何かというところから調べ、これに考慮して買い物を行いました。
2. お店探検隊
空調など以前に比べ環境への配慮は感じられましたが、包装にまだまだ無駄なものがあるように思いました。トレーは回収・リサイクルされていますがゴミになっているものもあるように思いました。
■講 演

  「環境問題って他人事だと思っていませんか!?」

    ~明日のわたしたちのために、今、できること~
    講師:吉田 徳久氏(早稲田大学大学院教授)
<概 要>
 環境問題について話し出すと最近は話題も多く、混沌としてわからなくなってしまい、多くの矛盾も含んでいます。環境に対する取り組みは熊本の水俣病や四日市の大気汚染の時代から経済優先の社会の中、変わっていません。人間は目で見ないと納得できないところがあるので、知れば環境問題ですが知らないうちは環境問題になりません。また、高度経済成長時代の公害問題が一段落した後、地球環境問題という新たな問題に目が向くようにその時々で重要性認識が変化します。
 環境対策は個人が取り組んで進展するものもありますが、個人での取り組みだけではどうにもならないものもあります。個人の経済的負担が増えることもあるでしょうし、産業界の経済負担が増えることもあります。また、規制しようにも技術が追いつかないこともあります。次世代がくらせる環境を残すことを考えながら現在のニーズを損なわない持続可能な取り組みを考えていくことが必要です。