「埼玉県の地球温暖化対策について」
講師:埼玉県環境部温暖化対策課より
<要旨>
- 2007年発表のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告で、温暖化の原因は人為起源の温室効果ガスと断定された。21世紀末までには最大で6.4℃の気温上昇が予測され、生態系、人体、自然災害などへの影響が深刻化する。温室効果ガスの排出量は、現在、自然の吸収量の2倍以上に達し、日本の一人当たり排出量は世界第4位。京都議定書による基準年(1990年)比では6.2%上回っている。
- 埼玉県も基準年比5.6%の増加、議定書の目標達成には11.6%の削減が必要。家庭からの排出量は約40%増加しており、全体の排出量の20%を占める(全国平均14.3%)。埼玉県では、「埼玉県地球温暖化対策実行計画」を策定し、長期的な視点を持って低炭素社会の実現を目指している。
- 具体的な取り組み
ライフスタイルの変革
エコライフDAY
CO2見える化・カーボンオフセット、「家庭のCO2削減ハンドブック」の作成、配布
省エネ家電キャンペーン
エコドライブ普及促進
エコアップ宣言・エコアップ認証
環境学習の推進
地球温暖化活動推進センタ-・推進員
太陽光発電
ヒートアイランド対策
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