2012年度第1回食の安全オンブズ会議 報告

【日   時】
5月11日(金)10:00~12:00
【場   所】
埼玉県生協連・会議室
【出席者】
11人(埼玉消団連事務局長、母親大会連絡会、さいたまコープ、パルシステム埼玉、生協ネットワーク協議会、さいたま市消団連、事務局)

議  題

  • 学習懇談会
  • 「CO・OP商品における化学物質のリスク管理に関する政策検討委員会」の報告

    講師:日本生協連 組合員活動部

    ・化学物質

    意図的(目的がある、ゼロは可能)と非意図的(メリットはない、ゼロは困難)。リスクが高いかどうかは摂取量によります。天然物を含め、絶対安全はありません。

    ・リスク管理政策の見直し

    食品安全行政の枠組みが大きく進展(食品安全基本法の制定や食品安全委員会の設置、リスクアナリシスの仕組みが整う、情報公開が進みます)。

    ・食品安全行政の課題

    行政の体制が不十分、迅速な対応が困難、リスクコミュニケーションの規模や方法が不十分です。

    ・化学物質のリスク管理政策

    考え方は国のリスク評価・管理をもとにより良くしていく。国の不十分な点を埋める努力を行うことで、国全体の食品安全レベルを向上させることができます。必要に応じ自主基準を設定。科学的データの集積により未解明だったことがわかってきました。

    ・今後の課題

    行政へ意見提出。社会へ発信。リスク情報に目を配る。リスク管理の強化。リスクコミュニケーションを進める。国の食品安全システムの発展に貢献。

  • 食の安全オンブズ会議要綱
  • 2010年度活動報告(案)と2011年度活動方針(案)について
  • 埼玉県食品安全局、関東農政局との懇談会の議題について

【報告事項】

  • 第6回食の安全オンブズ会議(3/8)
  • 埼玉県、さいたま市、川越市の「平成24年度食品衛生監視指導計画(案)」に対する要望についての対応等
  • 食品中の放射性物質対策に関する説明会(4/20)