埼玉県委託事業 県内消費者団体全体研修会報告 「感染症の正しい知識とその予防策」をテーマにオンラインで学習しました

 8月24日(火)10時30分より、埼玉県生協連多目的室およびオンラインで、県内消費者団体全体研修会を開催し、14団体72人が参加しました。当初、実参加とオンライン併用で開催予定でしたが、緊急事態宣言中のため、消費者団体研修会としては初めての完全オンライン開催となりました。

参加:
14団体72人
埼玉県地域婦人会連合会、新日本婦人の会埼玉県本部、埼玉県生活協同組合連合会、生活協同組合コープみらい、パルシステム埼玉、医療生協さいたま、埼玉消費者被害をなくす会、JA埼玉県中央会、上尾市消費者団体連絡会、加須市くらしの会、行田市くらしの会、さいたま市消費者団体連絡会、新座市消費者展実行委員会、埼玉県消費者団体連絡会
講師:
岩﨑惠美子さん(株)健康予防政策機構 代表取締役
感染症の専門家 岩﨑惠美子さん

 医師で感染症の専門家、岩﨑惠美子さんに、「新型コロナと向き合って ~感染症の正しい知識とその予防策」と題して、お話しいただきました。世界各地での地域医療の実践、厚生省検疫所所長や仙台市副市長としての健康危機管理など多様な実践をふまえ、感染症の特徴、インフルエンザと新型コロナウイルス、新型コロナウイルスを防ぐための手洗い・マスク・ワクチンの効用、そして日頃からの健康や食、生活習慣の大切さなど、わかりやすくお話しいただきました。

 「ワクチンの効用期間と3回目の接種の考え方」など、参加者から多くの質問が寄せられ、丁寧にお答えいただきました。「未知の感染症への恐れのあまり、通常の生活ができなくなっているが、大切なのは手洗いなど基本的なことだとわかった」「不安から解放され、気持ちが軽くなりました」「情報が恣意的に流されていることへの驚きの一方で、メディアの情報をうのみにせず、冷静に正しく判断することが大切だとわかった」などの感想が寄せられました。